諸君、私はイギリス軍が好きだ
諸君、私はイギリス軍が好きだ
諸君、私はイギリス軍が大好きだ
プリンス・オヴ・ウェールズが好きだ
スピットファイアが好きだ
ソードフィッシュが好きだ
ブレンガンキャリアーが好きだ
ステンガンが好きだ
英本土で
フランスで
北アフリカで
東南アジアで
大西洋で
この地上に存在するありとあらゆるイギリス軍が大好きだ
自分で提案した条約のせいで自国の戦艦の主砲の口径が列強最小になるのが好きだ
国の誇りだった美しい巡洋戦艦が数発の被弾でバラバラになった時など心がおどる
敵の制空権下に戦艦部隊を出撃させるのが好きだ
最新鋭の戦艦がたった一発の被雷で推進軸をやられ、大浸水して沈没した時など胸がすくような気持ちだった
２ポンド砲装備の歩兵戦車が敵の対戦車砲陣地を攻撃するのが好きだ
頭に血が上った戦車兵が、ほとんど効果がないのに、ソフトターゲットに徹甲弾を撃ち込みつづけるさまなど感動すらおぼえる
進路を誤った巡航戦車の群れが背後からドイツ戦車に奇襲されるさまなどもうたまらない
重装甲のはずの歩兵戦車が敵の陣地の前で対空砲に次々と串刺しにされていくのは最高だ
ユーモアのわからない植民地人が金にあかせて作った兵器を送ってきたのを
小手先で改良してすばらしい性能にしてやった時など絶頂すら覚える
さすがに現用機は時代遅れだと思って新型機を作ってみるのも好きだ
しかしそれが旧式機よりも前に部隊から見放されて退役するさまはとてもとても悲しいものだ
キャベツ野郎の装甲師団に電撃戦を食らうのが好きだ
主力をまるごと包囲されかけ、重装備をことごとく捨てて海峡を渡って逃げ帰るのは屈辱の極みだ
諸君 私はイギリス軍を 赤服をまとったエビの様なイギリス軍を望んでいる
諸君 私に付き従うイギリス軍好きの諸君 君たちは一体何を望んでいる？
更なるイギリス軍を望むか
糞の様なイギリス軍を望むか？
まるで嫌がらせの合間に戦争をしているかのようなイギリス軍を望むか？
イギリス軍！！ イギリス軍！！ イギリス軍！！
よろしい ならばイギリス軍だ
だが、自分の国の中で、態度がでかくてやたらと金を持っているＧＩどもの行いに耐え続けて来た我々には
ただのイギリス軍ではもはや足りない！！
大イギリス軍を！！ 一心不乱の大イギリス軍を！！
我々はわずかに小数
植民地人の人口に比べれば物の数ではない
だが諸君は一騎当千の、嫌がらせにかけては最高の国民だと私は信じている
ならば我らは諸君と私で総兵力100万と1人の変態兵器と皿ヘルメットに身を固めた集団となる
我らを忘却の彼方へと追いやり、「センター」を“center” と、「カラー」を “color” と書く無教養なやつらを叩きのめそう
髪の毛をつかんで引きずり下ろし 眼(まなこ)をあけて思い出させよう
連中に、海を支配できないキャベツ野郎は、所詮ヨーロッパの覇者になどなれないことを思い出させてやる
連中に、ヨーロッパ外交の何たるかもわからない植民地人が、戦争の主導権を握るなど百年早いことを思い出させてやる
イギリス軍には、奴らの哲学では思いもよらない、ノルマン・コンケスト以来培ってきた、敵味方を超えた嫌がらせの伝統がある事を思い出させてやる
1000人の嫌がらせにかけては最高の国民の集団で 世界をフィッシュ・アンド・チップスで埋め尽くしてやる
目標 アルンヘム
マーケット・ガーデン作戦 状況を開始せよ
征くぞ 諸君