Hahnenrippen出張所:

トランプ二期目に臨んで


 二度目の当選、トランプ大統領再登場によって……

 ネタニヤフは大喜びでガザでの殺戮をいっそう進めるだろう。イランはそれに対抗してイスラエルへ大規模な攻撃を仕掛けざるを得ない。穏健派のペゼシュキヤーン大統領は辞任するかもしれない。
 イランは公然と核武装を準備し、イスラエルはそれを妨害するためにイラン本土を空襲するだろう。

 アメリカの支援停止に伴ってウクライナでは現前線(除くクルスク州)にて休戦となり、そのまま停戦になって東部4州の占領地は完全にロシアに併合されるだろう。ロシア併合地域では反露派の大弾圧とシベリアへの移送が行われ、空いた土地にロシア人の入植が行われるだろう。
 これを防げなかったEUの権威は失墜し、脱退国が出るかもしれない。

 北朝鮮軍はウクライナで使い捨てにされる運命から辛くも逃れ、戦勝軍として凱旋するだろう。この戦勝に乗った金正恩の威信は大いに向上するだろう。北朝鮮のミサイル技術は一段と進歩するだろう。

 習近平は台湾への圧迫を拡大し、日本では台湾有事不介入派の意見が強くなるだろう。
 中国が実際に台湾侵攻に踏み切る危険は低いものの、中国国内における何らかの事態をきっかけに台湾領域内への限定的な武力行使が行われるかもしれない。

 日韓は北朝鮮の何らかの行動をきっかけにして関係冷却に向かい、ユン・ソンニョル政権は弱体化するだろう。

 インドは西側との友好姿勢を見直し、中立の立場を堅持するようになるだろう。

 以上の私の予想がはずれてくれることを祈ってやまない。

(6. Nov. 2024 Daimyoshibo)

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