このページでは、「Google翻訳」におけるグーグル先生の博識ぶりをお目にかけます。
・サンライズ作品
グーグル先生が映画の題名についてきわめて博識なのはよく知られています。たとえば、「史上最大の作戦」とか「空軍大戦略」などと打ち込んでやれば、たちどころに正しい原題を答えてくれます。さらには、「戦艦シュペー号の最後」などというかなりマイナーな映画までカバーしているのは、まさに驚きといっていいでしょう（2010年９月20日現在、ちょっと精度が落ちているようです。復活を期待します）。
では、アニメの題名についてはどうでしょうか？ 日本アニメを代表するサンライズ作品クラシックの題名を、アルファベットで打ち込んで日本語に変換してみましょう。
さすがにこれは一発です。
これも完璧です。
以下、サクサクと訳してくれます。
これは惜しい。しかし、なぜフランス語？
ところが、これはなぜか翻訳不能。イデの導きが足りないようです。
・その他のアニメ
タイ語では本当にこういう意味なのか？
アニメでしかありえないと力強く断言するグーグル先生。
・その他の題名
先生！それはちょっと違います！似てるけど違います！
先生！！その間違い方は諸方面に非常にまずいです！！
ジプシーつながり。
先生、あんまり深く考えなくてもいいのですが……。
行くですか。
これは解説が必要かも。
ふつう「青春の輝き」といえば、カーペンターズの名曲 “I Need to be in Love” の邦題なのですが、1992年公開のどマイナー青春映画 “School Ties” という作品も、邦題を「青春の輝き」とつけられてしまったのです。グーグル先生は映画が大好きらしく、映画優先で考えてしまった結果がこれです。
・むかしむかし……
先生、それは「日本語訳」でしょうか？
・メリー・クリスマス！
先生、それは「日本語訳」でしょうか（その２）？
・まあカタカナでいいんですが
先生、それは「日本語訳」でしょうか（その３）？
・squire
中国語→日本語の翻訳。それはスクワイア。
・総統閣下は
中国語→日本語の翻訳。閣下は変態なんでしょうか。
・それは英語の訳では（その１）
日本語→ドイツ語の訳。ドイツ語で「３月」は März。英語 march には「行進」という意味もある。
・それは英語の訳では（その２）
日本語→ドイツ語の訳。ドイツ語で「５月」は Mai。英語 may には「してもよい」という意味もある。
以上２件、発見してくださった「かりん」さんに感謝。（リンク１） （リンク２） （リンク３）
・それは英語の訳では（その３）
日本語→ドイツ語の訳。ドイツ語で「コウモリ」は Fledermaus。一方 Schläger は「打つもの」つまり英語の bat。
・それは英語の訳では（その４）
日本語→ドイツ語の訳。ドイツ語で「船首」は Bug。一方 Bogen は「弓」つまり英語の bow。
・それは英語の訳では（その５）
日本語→ドイツ語の訳。ドイツ語で「おじぎ」は Verbeugung。一方 Bogen は「弓」つまり英語の bow。
・それは英語の訳では（その６）
日本語→ドイツ語の訳。ドイツ語で「罰金」は Geldstrafe。一方 fein は「きゃしゃな、細かい」つまり英語の fine。
・それは英語の訳では（その７）
日本語→ドイツ語の訳。ドイツ語で「去った」は verlassen, abgegangen など。一方 links は「左」つまり英語の left。
・それは英語の訳では（その８）
日本語→ドイツ語の訳。ドイツ語で「軽い」は leicht。一方 hell は「明るい」つまり英語の light。
・それは英語の訳では（その９）
日本語→ドイツ語の訳。ドイツ語で「第２の」は zweite。一方 Sekunde は「秒」つまり英語の second。
・それは英語の訳では（その10）
日本語→ドイツ語の訳。ドイツ語で「訓練する」は ausbilden。一方 Zug は「列車」つまり英語の train。
・それは英語の訳では（その11）
中国語→日本語の訳。「許」は「してもよい」で英語にすると may。「5月」 は英語で May。
・それは英語の訳では（その12）
日本語→ドイツ語の訳。ドイツ語で「糸」は Faden。一方 Gewinde は「ねじ」つまり英語の (screw) thread。